自分を受け入れる:TEDx に映し出される私

【TED x OIST(沖縄科学技術大学)出演時の動画は一番下にリンクがあります】


「自分を受け入れる」なんて、ベタなタイトルをつけてみた。


自分を受け入れることがいかに大事か、巷でよく耳にする話。最近は、それも一周して、そう自分にプレッシャーをかけて、それができないダメな私...みたいになったりしてないだろうか?という問いかけもたまに見かける。ぐるぐる。


私は、時期によって違いはあるけれど、ベースは自分にかなり自信がないタイプ。それについて詳細に語るとキリがないので、いつかあらためるとして、とりあえず今回の本題へ。


あまり宣伝してなかったけれど...実は私、2018年に開かれたTED x OIST(沖縄科学技術大学)に出ているのです。Twitterの英語アカウントとFacebookでは報告していたけれど、メインのTwitterアカウントやブログでは宣伝せず。


なぜか…英語を話すのはすこぶる苦手で、とてもフリートーク的には話せない私は、自分で書いた原稿を友人に直してもらい、それを丸暗記で挑戦。しかし、リハーサルではひどい出来で、本番も緊張しまくり。結果、自分で正視していられないような完成度だったのです。


動画からも緊張してる様子がありありだし、緊張のあまり口があまり開かず、口を大きく開けて発音すべき [ɒ] が口をあまり開けない [ə]になってたりするし(話すのは苦手だけど、一応、英文科で塾で英語も教えていたので、その辺気になる)。


そして、立ち姿! お腹でっぷりゆるゆる体型なのはしょうがないけど、本番は、お腹意識して引っ込めてしっかり立とうと思ったのに、やはり緊張のあまりそのことをすっかり忘れて、だる〜ん、とした立ち姿。みっとなさすぎる…。ううう。というわけで、あまり宣伝してこなかったのでした。


でも、友人の協力も得て、一生懸命がんばって練習して、ほんの13分だけど、あそこに立って力つくしたのだから(お腹に力入れるのは忘れたけど)、その自分を褒めてあげてもいいのではないかと思えるようになったのでした。


それに、お腹出てても、だる〜んと立っていても、緊張感でプルプルしていても、自分は自分だし(体型とかは気にするなら、ちゃんと努力しろよ、と言われるのはわかりつつ、なかなかできないでここまできた自分も自分、でも健康問題もあり、これからは努力しよ)。


実は、このトーク、こうして公開できるようになる前から、一つだけ、自分偉い!と思ったところがありました。


それは、後半に示すスライドに書いた英語のフレーズ、否定型の疑問文にするつもりが、肯定型の疑問文になっていることに話しながら気づき、「え”?」と激しく動揺。頭真っ白になりかけたけど、なんとか続けた。偉い。


ということで、1年半、あまり広く知らせて来なかったTEDxOISTの動画です ↓ TEDのページからは消えることもあるので、YouTubeのURLも貼っておきます。

▼上のリンク先で観られなくなったら、こちらから

Why don't straight people come out?


GRADi

GrassRoots Actions for Diversity オープンリーゲイの文化人類学者 砂川秀樹